キラー・リーディング 「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法速読多読省読
字間がスカスカなので読むのに余り時間がかからない.速読,多読,省読とか,考える,まとめる,メモするとか,色々言っているけど結局は他の読書法の本に載っている内容の二番煎じ,三番煎じといったところ.個人的には買って損したと思った.

かけ算になっていないものを×����˜号で結んでいるのがなんか違和感.カタカナ語が多くて分かりにくい.『3000冊読破』って,この人のやっていることは読破とは言わない.『腑分けできる』って解剖してるんかいな?『使い勝手がある』って変な気が?などなど,何だか気持ちが悪い本でもある.本を書く前に日本語の勉強も,して欲しい気が...

要するに,内容は別に目新しくもないし,この人の言葉の使い方は全然好きになれないし,わざわざ買う価値はなかったというのが正直な感想.

本のネット注文は良くないなぁ...

 その数学が戦略を決める
タイトルからは何となくもうちょっとソフトな統計的意志決定の本かなと思ったのだけど,データを使ってバリバリという感じ.

そろそろデータマイニングという言葉が古くさくなってきたところで,今度は絶対計算といったところか.


ちなみに『やばい経済学』の著者の一人と同僚らしい.それと,p.244ジョン・ロット(メアリー・ロシュ)に難癖つけられたようだ.

p.37付近のガルトンって書いてあるのは心理学の分野ではゴルトンと表記されることが多いかな.

回帰分析の類を使って専門家をなぎ倒すって感じを出したかったのだろうか?それはともかくとして,回帰分析ってそんなに良いかな?自分が使った経験からは,当たり前だけど式に突っ込む変数が適切でないと大して上手く予測できないような気が...

もちろん,適切なデータが存在し,適切な変数を使用した場合には予測の類も上手くできるわけだけど,結局それ以外の何物でもない.その難しさが問題になるわけだが,その解決策が示されているわけでもない.例えば,ワインの値段(品質?)を予測する変数は一体どのように決めたのだろうか?

 ユズ 
新特産シリーズの一つで一冊丸ごとユズ栽培の本.栽培から加工・利用までとも書いてある.

柚子は柑橘類の中では耐寒性があり,岩手県や秋田県でも栽培可能らしい.気温がやや低めの場所で栽培する方がきれいな黄色いユズになるとのこと.

接ぎ木の方法や苗木の植え付け,剪定や枝の誘引,摘花など,成木になるまでの管理,病害虫についての記載がある.

関東地方では庭に植えて放置していてもそれなりに実がなるユズだが,営利栽培をしている農家などでは,相当いろいろな工夫をしている模様だ.

ハウス栽培の方法や,冷房保存の方法,着色促進の方法まで載っている.やはり10月ごろの黄色いユズは着色促進をしたのかな.

最後にユズの利用方法が色々紹介してあった.
たとえば,ユズ味噌,ユズジャム,ゆびしょ,ゆねり,ユズジュース,ゆずでんぶ,ゆべしなど,保存食や飲み物,お菓子などの作り方の他に,ユズを使った美容・健康法,ゆず湯の作り方,野菜などの変色防止,掃除への利用等々が載っていた.

他の作物の本だと,料理の仕方しか載っていないことが多いが,ユズはそれ以外の利用方法まで紹介してあるのが面白い.

 ヤマユリ
新特産シリーズのひとつ.球根の増殖と花の楽しみ方、自生地復元とも書いてある.
昔はその辺の山でも見かけたヤマユリだが,最近は全く見ることが出来なくなった.この本は一冊丸ごと,そのヤマユリの栽培と増殖について書いてある.

日差しが強すぎるのは良くないようだ.乾燥も過湿もよくないらしい.確かに,下草が生えている場所や,夏は木陰になるような場所でヤマユリの花を見かけるような気がする.

三分の一強のページを割いて,種子や球根などからヤマユリを増やす方法が説明してある.特に,種子の温度処理法で地上発芽を早める方法は,種子からヤマユリを増やすスピードアップが図れて良いかも.

ほんの数ページだけだが,一応,ヤマユリの食べ方も載っていて,ヤマユリおこわ,ヤマユリきんとん,ヤマユリ羊羹の作り方が説明してあった.もっとも,もったいなくてとても食べる気になれないだろうけど.

園芸店で売られているヤマユリの球根は比較的高いので,暫くの間は観賞用の球根出荷も有用かもしれない.

世界一やさしい問題解決の授業
話題の本だったので読んでみたけど,特に得るものはなかった.なにが『世界最高峰のコンサルティング会社で学んだ問題解決の考え方』って感じ.

中に書いてあるようなことは,普通の社会人なら意識せずにやっているようなことでは?まあ職種にもよるのかも知れないが.

子どもが読むのには良いのかもという気も一瞬したけど,何か子ども向けにもなりきっていなくて中途半端な印象もある.

30分もかからずに読める.立ち読みで十分.

 冷凍保存節約レシピ 無駄なくスピード・クッキング

類書はたくさんあるので,書店で見比べて買えば良いと思う.この本はカラー写真も豊富で,冷凍できるもの,できないものがちゃんと書いてあるのが良い.値段もお手頃.

まとめ買いしたものにちょっと手を加えて冷凍しておけば,調理の時間が短縮できる.

まとめ作りをして冷凍しておけば,帰宅時間が遅くなるときに,朝,冷蔵庫に出しておけばすぐに食べられるので良いと思う.

 家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法

簡単に言えば,昔から行われている料理の下ごしらえをきちんと行えば,食品添加物や農薬などをけっこう落とすことができるという主張.

食品添加物や農薬がどの程度危険であるかは別の話としても,油揚げに湯をかけるとか,ゴボウをささがきにして水にさらすとか,ごく普通のことが気になる物質を減らすのに良いらしい.こういうことならやってみようかなとも思える内容.

ほうれん草などは切ってから茹でた方が硝酸塩が減るらしい(p.61).昔の家庭科の時間にそういうことをやったら注意されただろうけど,今はどうなのかな?

イチゴを塩で洗うとダイオキシンや農薬が果肉に浸透する(p.156)とのことだが,その他の食材で塩を使ったときにはどうしてダイオキシンや農薬が浸透しないのか?ちょっと気になったりもした.

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 冷蔵庫で食品を腐らす日本人

某所の書評を見て,保存食のレシピが載っていると勘違いして買ったもの.『魚は酒粕漬けで半年以上保存でき料亭の味に』なんて書いてあったもので...

実際には食もしくは環境問題?に関するエッセイと言ったらよいだろうか.

ただ,著者の指摘するとおり,うちの冷凍庫の中に丸一年眠っていた食材があった.確かに永久凍土かも(笑).

豊かな食生活とは何か考えるきっかけにはなるかもしれない.

完全版自給自足の本

ジョン・シーモア氏の著書を翻訳した物.

ショベルカー等がない状態での開墾,暗渠排水,木を切り倒すところから,馬具の付け方,野菜づくり,家畜の飼い方,乳搾り,バターやチーズの作り方,ジャムやシロップの作り方,豚のさばき方,狩猟,漁猟の方法,ウサギの皮の剥ぎ方,水力や太陽熱や風力の利用,製陶,糸つむぎと機織りetc. 本当にいろいろ載っている.

日本で全部やったらすごいかも.しかし,1000坪も(平らな)土地がある人なんて農家か相当なお金持ちぐらいではないか?(土地があっても,全部はやりたくなような気もするが)

 寒地の自給菜園12カ月

標高1000m,2月半ばに氷点下18度まで下がる場所(南相木)で3アールの自給菜園を営む筆者の経験に基づいて書かれている.

単なる野菜作りだけでなく,作物の貯蔵方法として,冷凍庫や土室の利用,漬物やジャムにしたり,乾燥,製粉貯蔵などの方法についても書いてある.

また,毎日の作業内容も月ごとにまとめて書いてある.

 根菜(2)

家庭菜園レベルアップ教室シリーズの一つ.

基本的に根菜の中でもいも類の栽培に関する本.なぜか,イモ類に紛れてショウガが載っているが.

種芋の切り方から病気等詳しい内容が分かりやすく載っている.また,サツマイモの水耕栽培の方法が載っていた.カブ以外の根菜が水耕栽培できるとは思いもしなかったので,かなり驚いた.

 根菜(1)

家庭菜園レベルアップ教室シリーズの一つ.
ダイコンやニンジンなどの一般的な根菜から,ちょっと変わったところではビーツの栽培方法が載っていた.

品種群の紹介,美味しいものの見分け方,種まきから生理障害,病害虫の防除までの一般的な栽培方法,料理法まで幅広く載っている点が良い.

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